組織学
(上腹部編)

【腎臓】

腎臓は後腹膜器官の代表的な臓器で、背骨の両端にあります。形はそら豆に似ていて右腎は肝臓の位置のせいで左腎よりもわずかに下がっています。
腎臓は中胚葉由来の臓器で、両副腎とともに線維被膜で覆われていて、外側を厚い脂肪組織が包んでいます。
その働きは、物質代謝により不要となったものを血液から取り出し、尿として体外に排泄する器官です。最小単位が1個の腎小体と1本の尿細管の組み合わせで、ネフロン(腎単位)といいます。
腎臓の真中の内側にあるくぼみを腎門といいます。ここから動脈、静脈、リンパ管、神経、尿管などが出入りしています。
超音波検査では、初心者・入門者にも分かりやすい臓器です。しかし、腸管ガスや肋骨の影にもなりやすいので工夫して描出しましょう。

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【肝臓】
【門脈】
【胆嚢】
【膵臓1外分泌】
【膵臓2内分泌】
【尿管】
【脾臓】

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