組織学
(上腹部編)

【尿管】

尿管は腎臓と膀胱の間をつなぐ尿の通路です。構造からいえばただの管です。しかし、その管を構成する筋層は複雑な蠕動運動をしながら尿を膀胱まで移送しています。尿管の内側は、腎臓の腎盂から連続する移行上皮で覆われ、外側は外膜で包まれています。
通常、超音波検査では尿管を描出するのは難しいですが、尿管結石などでは尿管が拡張してみえます。血管と誤認しないようにカラードップラなどを使って確認しましょう。
尿管結石は、腎臓で形成された結石が尿管の途中でひっかっかる場合があります。その際には蠕動運動に伴い激しい痛みが生じます。

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