組織学
(上腹部編)

【肝臓】

肝臓は横隔膜直下にある体の中で最も大きな臓器です。
肝臓の大部分は漿膜に包まれ、実質は線維膜が覆っています。線維膜は肝門から動脈、門脈、胆管とともに入り込み、小葉間動脈、静脈の混合血が肝小葉の中心静脈に向かって肝細胞索間を流れていきます。その間に代謝、胆汁分泌、解毒といった機能を果たします。無理が利く臓器ですが、いったん障害を受けてしまうと影響も大きくなります。
超音波検査で、肝臓は大きな臓器なので描出するのは簡単かもしれませんが、その分見落としがないようにみるのは大変です。所見を見落とさないように体位変換や呼吸操作を駆使して検査しましょう。
とくに、はじめたばかりの頃は前上区域(S8)の描出は難しいですよね。

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【門脈】
【胆嚢】
【膵臓1外分泌】
【膵臓2内分泌】
【腎臓】
【尿管】

【脾臓】

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